『仏敵』の旅(5)伊藤康善師墓所
當専寺では、ジュースや「當専寺」ネーム入りボールペン、興正寺の一筆箋をいただくなど歓待を受けた。伊藤先生のお墓にもお参りしたので、ここも慌ただしく出ることになった。クネクネと回りながら田舎の路地を進んで、村の共同墓地だろうか。
↑やはり二上山を遥かに望む地である。
↑伊藤康善先生は昭和44年1月9日に、72歳でご往生された。今年が五十回忌である。一同で静かに手を合わせ、「恩徳讃」を唱和する。
ここでもショックなことがあった。これまで父から先生の法名を「瑞光院釈康善法師」と聞いていた。それで、先生の古い華光誌の随想を「瑞光抄」として出したこともある。ところが、墓標は「瑞香院釈康善法師」とあるのだ!(下段左側)
光ではなく香だったのか。光と香で、音は「こう」で同じ。仏具なら、光は燭台、香は香爐で、やはり三具足で一体のものだなーとも考えた。でも、ぼくの中では、「瑞光院」である。
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