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「日本の国体と憲法九条」~白井聡氏の講演

Img_8155   西本願寺系の「念仏者九条の会」と「大谷派九条の会」の合同全国集会が、七条油小路の「同朋研修センター」であった。

 講師は、京都精華大学の白井聡氏。永続敗戦論で名を馳せた新進気鋭の政治学者である。今月、彼も出演している『国家主義の誘惑』というドキュメンター映画を見たところで、講演を楽しみにしていImg_8153た。

 テーマは、「日本の国体と憲法九条」と題した講演。
 
 国体の維持は、戦前なら天皇制であり、それが戦後、国体維持のために、憲法九条とアメリカ従属の道を歩むことになるのだが、結局、天皇よりアメリカがその上位にきた必然的な背景を聞かせていただいた。敗戦直後に、アメリカにつくか、ソ連につくか(中立もあるImg_8154が現実的は難しい)の中で、アメリカ側に付いことはある意味よかったかもしれない。世界最大の経済大国、軍事大国、超大国のアメリカに依存しない国はないといってもいいのだが、日本の従属はきわめて異常であり、腐りきっているというのだ。属国扱いで、日本に主権がないにもかかわらず(沖縄の基地題吉を見ればよくわかる。いくら民意でNOと示されても別の力が働く)、とても自由で、民主的な国だと錯覚し、自分の力で知ろうとしない、今日の日本人のありようを「蟻以下だ」と断罪されるなど、歯に衣着せぬ言動が、なかなか心地よかった。

 今年も、いろいろな講義や講演を聞いてきたが、浄土真宗の集いなのに、もっとも今生的なきな臭い話題だったのが、なんとも妙で、また面白いところ。このブログでの「カテゴリー」も、法座や法味ではなく、日記・コラムの項目にした。

 

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