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広島支部法座~愛別離苦の悲しみ~

このところ、参加者が少ない。それでも、初めてお参りくださる方もあった。しかし少ないことで、信仰座談会は印象的なもになった。

身近な方の死を通して、深い味わいが出てきた。この一年の間に、父親、そした今回、兄弟と立て続けに亡くされた。

それにしても家族ほど、温かく、有り難く、そして厄介で、不思議なものはない。特に、親子関係は複雑だ。だからこそ、愛別離苦の悲しみがある共に、怨憎会苦の苦しみもある。愛憎が表裏一体となる。中でも、身内に厄介な困った人がいると、なおさらだ。他人なら、会わなくてもいいことが、親子、兄弟姉妹はそうはいかない。

最近まで何度も厄介な相談を受けてきた。何度か、ご本人も会った。「ブッダ」でも呑んだこともあれば、法座にお参りくださったこともある。その方が、数日前、突然の交通事故での即死されたという。まだ壮年の早すぎる死である。同時に、故人の人生の歩みに心をはせる時、胸が熱くなる。あまりに強烈で、家族にも大きな爪痕を残されている。

しかし仏法の尊さは、今生の肉親の愛情や慰めに止まらないことだ。事実を事実として隠さず教え、その場に至っても、自分中心の心を教えてくださる厳しさがある。同時に、ほんとうのお救いの世界が待っているのだ。それが残されたお母様へ、「どうか仏法聞いてください」との熱意に昇華されて届けられていった。南無阿弥陀仏

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