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僧・俗一丸~ 通夜にて(2)

 お通夜はとても温かいものだった。僧侶だけでも、50~60名の参列があった。音楽や文化などの芸術を愛した前住職のお人柄か、勤行も、「いまささぐ」仏教讃歌から始まり、「み仏に抱かれて」で終わった。

 ご法話は、北九州市の外松太恵子先生だったのには、驚いた。偶然、昼間に開催された兵庫教区の会合のご講師としてこの地におられて、夜には先生を囲む会が予定されていた。ただひとり喪服ではない、華やかなスーツであったことからも、ほんとうに急な法話依頼だったようだ。この後、ご住職のすばらしいご挨拶があって、すべてもっていかれた感はあったが、たくさんの僧侶が参列する中で、在家の先生のご法話(感話)を拝聴するのだから、ユニークな通夜である。

 しかしそれもいい。浄土真宗は、僧俗の別のない聞法集団であり、伝道集団である。僧侶だけで、真実を知っているのでも、伝えるのでもない。僧・俗一丸となって、まことを喜ぶものが伝えていけばいいのである。

Img_6856 おかげで、通夜が終わってから、親睦会にもでることができた。「外松先生を囲む会」がこんな形となった。先生とは、西光寺の七五〇回忌法要でのシンポジウム以来である。多忙な中、喪主のご住職も駆けつけて下さる。
 皆さん、忌憚なく話されている。明日は、火葬場で「燃えろよ~ 燃えろよ~ 炎をよ燃えろ~ 火の粉をまきあげ、天までこがせ~」と唄えばいいと、軽口まででる。父が亡くなってときの通夜振る舞いの雰囲気と同じである。こんな形で、故人を偲び、それぞれのありようでお見送りをされているのだろう。南無阿弥陀仏

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