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1年1度の広島支部大会

 1年1度の広島支部大会。

 広島では、ほぼ毎月、例会はあるが、宿泊は年に1度だけ。例会も法座が終われば解散で、懇親会もないので、会館にお参りのない方と交流するには、貴重な機会だ。
  ただ今回はいつもの支部大会とは、少し異なった雰囲気。土曜日と日曜日の会場が異なり、移動に時間がかかって法座の時間が削られた。
  また支部大会にしては、人数は寂しかった。支部大会の意義のが十分に浸透していないように思えたし、また地域によっても差があることは、今後の課題もあった。
  他にも、法座の時間を割いて、支部の問題点などが話し合われた。でも、これはぼくには有意義な法座だった。誰のための法座か。誰が創造していくのか。お金や役割が関係してくると、みんな真剣に考えていた。お客様ではなく、自分事になってくるからだ。一見、聞法とは無関係のようで、実はこうして聞かせてもらってこそ、具体的な聞法になる。しかし、このことを十分理解してる方が多くないかもしれなょか、このあたりはよくよく身にかけて聞いてもらいたい。その意味では、広島ではそのようなお育てを受けておられる方が多くおられて、率直な意見を述べておられたのが尊かった。

法話は、歎異抄「後序」を頂いた。ただ、講習会のように体系的に話すというより、ポイントを絞って、4座で頂いた。真実信心とは何か。どこに唯円さんの思いがあったのかが深まったように思えたが、このことはまたいつか、、。

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