支部長研修会~呼吸しているなー
各支部の問題点や課題を討議しあう。もちろん、事務的な相談や伝達事項もある。決定事項も重要だ。しかし、何かを決定するためるはプロセスに手間を惜しまず、大切にしてきたのが、華光の集いである。総会にしても、支部長研修会にしても、いかに意見や思いを率直に出し合える雰囲気を造るのか。その要は、よく聞くことができるのかである。その意味では、法座の座談会とまったく同じである。もちろん、効率よく進めていくことが必要な時も、決められてことに従っていく時もあるのは当然だ。しかし、時間をかけて、手間をかけ、「ああでもない」「こうでもない」と喧々諤々、話し合っていくことにも、意味はある。非効率的な話し合いの果てに、不思議なことに一筋の光明が見えてきたりするものだ。
法座のお世話はたいへんなことだ。仕事や家庭をもちながら、献身的にお世話くださる。もちろんうれしいこともあるだろうが、しかし、うまくいくことばかりではない。困ること、腹が立つこと、うんざりする、傷つくことも多々ある。でも、単なる人集めや金儲けではない。仏さまのお仕事の万分の一からのお手伝いをさせていただいていることを、忘れてはならない。それは、私に仏法が届くまでの先達の歩みをたどられていただくことでもある。
いろいろと問題点や不満が出された今回の集い。決して解決したわけでもない。それでも、ある方の発言が耳に残っている。
「華光は、生きた集いだなー。呼吸しているなー」と。
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