燃えろよ~ 燃えろよ~ 通夜にて(1)
「燃えろよ~ 燃えろよ~ 炎をよ燃えろ~
火の粉をまきあげ、天までこがせ~」
喪主のご住職のご挨拶は、この歌から始まった。とぎれとぎれに声を詰まらせ、涙ぐまれる。仲間の皆さんも泣いておられる。これまで聞いた葬儀のご挨拶の中でも、印象深いものの一つであった。
仏青研修会が終わって、すぐにお悔やみに向かった。毎年、講師でお邪魔している山崎町のお寺である。連れ合いも長年、お世話になっている。前住職さんがご往生された。晩年のことしかしらない。それでも、毎日、講師部屋にこられて、日曜学校活動や趣味のカメラのことをお話くださった。父と大学で同級生(面識がなかった)であったこともあって、その時代の話をすると、うれしそうにいろいろと教えてくださった。ハーモニカーやオ
ルガンを披露してくださったこともある。なんでも、華光でも行っている、追跡ハイキイグの礎をこのグループの皆さんが造られたと聞いている。初期段階のボーイスカウトの研修にでた父が、そこで習得したものである。それが、息子さん世代にも受け継がれ、また発展しているのである。この唄は、何度もキャンプファイヤーで歌われてきたのだろう。
ご住職の心温まるご挨拶は、お父様を通して触れられた、南無阿弥陀仏のお心についてお取り次ぎくださったご法話となっていた。感動的だった。
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