新鮮だった仏青研修会
初夏の仏青研修会。今年は、華光会館である。
昨年秋の仏青大会に比べると、急にメンバーが一新されてフレッシュになった。昨年までの停滞した「お嘆き」ムードはどこへやらである。学生を中心の20代前半の、本当の意味での仏青である。子供大会出身者に、他会の出身者、それ以外の参加者もある。初めての仏青という方も多かった。
たったひとりでもいいのだ。真摯にご法に向き合う人がでれば、それだけでも雰囲気は生まれ変わる。いまその手本となるものがいないが、逆にいえば、大きなチャンスである。自分がそうなればいいのである。
ぼくが学生のころだ。父が、よく「火中の鉄です。打ってください」と、紹介していたことを思いです。「鉄は熱い内に打て」、そのときはその真意はよく分からなかった。強く強く叩いてもらう。メソメソ泣き言ばかりでは、誰も寄りつかない。
ならば、若いうちから、途半端に喜んでいては勿体ない。いまこそ、ご法を深めてもらいたい。座談での聞き方や伝え方も、他者との関わりなども、体験的に学んでもらいたい。小さな喜びに止めないで、切磋琢磨して、一層、輝いてもらいたいのだ。いくら学んでも学び足りないものが、ここにはあるとの自負はあるのだ。
どうやら、若い熱心な人達を前に一番刺激をもらったのは、ぼくのようだ。
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