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「真宗法座の集い」~気づき~

 人数は少なかったが、20代~80代の老若男女が集って、2日目は5~6名のグループに分かれて、よりきめこまやかな関わりができたのではないか。よく聞くこと、そしてしっかりと触れていくことの大切を改めて教えられた。これまでの長年の付き合いをしていた方への見方が変わったり、新たな理解を教えてもらった気がした。そして、受容的雰囲気の時は、人は心開き、新たな一面を語ってくれることも経験できたのだ。

 本題の内容には触れられないが、法座の入る前のオリエンテーションでの出来事でも、気付かせてもらった。

 司会者から「明日の起床時間は7時。朝食は、各自自由に。法座は9時開始です」との説明があった。

 質疑に移ると、30代の方から、「起床時間は7時30分でいいのでは?」との提案が出る。各自が身支度をし、布団を上げ、簡単に部屋に掃除機をかけて、朝食を済ませればいいだけだ。少しでも長く布団に入っていたい派のぼくも、90分あれば十分だと思っていたが、異論が出された。

 「いや。やはり7時で。私はいつも5時30分に目が覚めます」と。

 すると、「起床は自由でも、布団を上げるのは7時30分にしたらどうですか」とか、「起きたい人は、静かに出て行けばどうですか」などの中間の意見もでる。男性の宿泊はたった5名。それでもいろいろと意見がでる。

 ぼくはどうでもいいかなと最初は聞いてたが、7時派の人は早く目が覚めるという個人的理由だけで言われているのではないことが分かって、興味がわいてきた。お連れの80代の男性のお世話もされているのだ。「近くのファミレスに行って、モーニングもしたいのだけども、時間の余裕がほしい。年寄りは、なかなか早く出来ないんです」と。なるほど、30、50代のものには分からない

 一見、たわいもない話し合いだっだが、ぼくにはとっては、その後のグループの過程にも関係してくる事象となった。加齢による肉体的な衰えは、座談会でも影響を及ぼしていくのだ。小さな声は聞こえない。早く話すと理解できない。どんどんと詰めていくと、受け答えされているようで、実は混乱されていたのた。逆に、同じことが繰り返して話されると、若い人達はイライラしていくる。

 同じように理解していても、それぞれのペースや進み方があるという、当たり前のことを教えもらう集いであった。 

 

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