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華光誌編集作業

 今回の華光誌は、かなり手こずった。

 いつも会館で作製してくれているRさんが産休に入るので、久しぶりに外注に出すことになったからだ。ほぼ(9割方)、ぼくでもできるが、きれいなルビと2段のタイトルだけがうまくいかないので、改めて組んでもらうことになるからだ。そのためには、いつもの口頭ではなく、字体や大きさの指示をいちいち書き込まねばならない。
 そこに、加えてちょっとした行き違いから、完了しているはずの手直し作業がうまくいかないこともあって、印刷所との約束前夜は、かなり焦った。「仏書に親しむ会」が終わってからも、切迫しながらの作業である。若い頃は、華光誌のために何度、徹夜の作業をした。でも、さすがに最近はない。要領も得たこと、かつ計画も立てられるようになったからだが、今回だけはちょっとピンチだった。

 それでも3時頃までは頑張ったら、だいたい完了して、後は朝の作業で補えるところのメドがたってよかった。

 ただいつもと違って、このあとにまだ校正が何度かやってきて、表紙などの座業も待っている。それでも、翌朝には渡せて、ちょっと一息。ただ、月曜日までに表紙関係の作業があり、巻頭言も書かなくてはいけないが、束の者やすらぎだ。

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