龍谷大学ミュージム-マンダラのほとけと神ー
http://museum.ryukoku.ac.jp/exhibition/reg201801.html
「特別展示-マンダラのほとけと神」と題されていた。密教関係はあまり好きではないし、招待券がなければパスしただろう。でも、「仏教の思想と文化-インドから日本へ~」というこれまでのシリーズものの一環で、密教やマンダラだけに特化した特別展ではなかった。
第一室は、アジア仏教と題して、ガンダーラやマトゥラー出土の仏像や仏伝の浮彫、経典などが、かなり体系的に展示してあった。これまで見たことのあるものも多かったが、ガンダーラの仏や菩薩たちは精悍で、かつ美しい。インド、西域、そして中国の展示で、まったく密教関係はなかった。
次の第二室は、日本仏教の展示である。やはり密教関係や国家仏教に関する仏像やマンダラもあったが、半分は、浄土教や浄土真宗のものであった。その意味では、馴染みのあるものも多くて、とても興味深いみせてもらった。
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