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内観を深めるシンギングボール

  今日は連続して講義を受ける。

90分間の『選擇集』講義後、休憩なしで、 別会場の120分の講座。こちらは、「仏教カウンセリングとビハーラ実践」。一方的な講義ではなく、車座での実践や発言もあるので、気分は違う。

「内観を深めるシンギングボール」と題して、45分程度の瞑想の実践があった。

 実は、シンギングボールとは初めて聞く名なので、質問して教えもらったら、チベット仏教でも使われる楽器だということだ。中には、「ネパールで求めました」という方もあった。ぼくも、ネパールは2度訪れ、そこでチベット寺院でも食事(まったく口にあわなかった)をしたことがあるのに、まったく覚えがない。興味、関心がないということは、こういうことである。

 ちょうど沙羅(さわり)のような打物だが、7つのチャクラに合わせて、7つの金属で出来ているそうだ。大小によって音の高さや響きが異なり、自分の共鳴する音を見つけることがたいせつだという。外側のフチをバチでやさしく撫ぜるように回して鳴らしていくのだが、一定の音を保つのは少し難しいようだ。

 瞑想は、大河を常にイメージし、雑念や種々の感情が湧いてきたなら、それを河に流していくのだという。不思議と、45分間、リラックしていて、あまり雑念も分かず、気持ちよく終わった。音に合わせて体が揺れるのが面白かった。

 以上。

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