抜歯
親不知を抜くことになった。
総合病院の口腔外科である。4本あるので、2ヶ月間で2本ずつ抜くことになった。
先に通っていた連れ合いからは、相当脅されていた。特に40を過ぎていると骨と癒着していたり、虫歯なので途中で折れたりすることもあるという。その後、腫れて数日間食事ができなかったという人の話も吹き込んでくる。ところが、後から通院したぼくの方が、一足早く抜歯することになった。
身を硬くしながら、15分前に待合室へ。すぐに簡単な説明があり、麻酔された。そして抜歯である。両方合わせて10分足らずで、あっという間に終わった。予約時間になる前に終了していた。痛くなかったが、緊張して肩が凝っていた。今は痛くなくても、数日間は痛みや腫れが出るそうで、抗生物質と痛み止めが処方された。
多少の覚悟をしていたが、幸い、夜になっても痛みはなく、痛み止めを呑む必要もなかった。完全に止血していないので口の中が少し気持ちは悪いのと、食事も少し噛みづらかったが、不便はその程度で、ホッとした。ただし入浴は、今日は禁止。加えて、「できれば、アルコールは1週間抜いてください」との説明。うーん、これがいちばん身に応えた。
痛みがない僕をみて、連れ合いが「おかしいなー」と、何故か残念がっている。「夕食は食べられないので準備しなかったのに」などと、どうも痛んで欲しい様子だ。
しかしである。二週間後には彼女の番がやってくる。難敵だそうで、ずいぶん脅されている。というわけで、今度は、ぼくが楽しみにする番だ。
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