« 奈良と京都での『地獄・極楽』展 | トップページ | 今年みなみ会館で見た28本(後編)15~28 »

今年みなみ会館で見た28本(前編)1~14

 3月一杯で終了する京都みなみ会館で、今年1年、どんな映画を観たかをリストアップしてみた。(*)はドキュメンタリー映画。

1『将軍様、あなたのために映画を撮ります』(*)は、北朝鮮が舞台に、亡命した韓国籍の映画監督と女優の物語。監督の弁明が保身的で、そのままは聞けなかった。

2『人魚姫』は、B級映画の典型でそこが面白い。中国・香港映画で摩訶不思議なフアンタジー。

3『クワイ河に虹をかけた男』(*) 「戦場に架ける橋」で名高いビルマを舞台にし、戦争責任を担った一人の日本人の真摯な生き方を追いかけている。

4『太陽の下で』~真実の北朝鮮~(*) 映像を通して、真実の北朝鮮(平壤)を舞台にしたドキュメンタリーで話題に。そのまま撮ることで、造られた不自然さが浮き彫りになる、ある意味で、映像の持つ力、恐ろしさがわかる。さ。

5『ブラインド・マッセージ』。中国・香港映画。タイトルどおり、盲目のマッサージ師たちの愛憎渦巻く人間ドラマ。よくありがちな、お涙頂戴の障がい者のものとは一線を隠していた。

6『ニュートン・ナイト』は、マシュー・マコノヒー主演(メジャーな旬の役者)のアメリカ映画だが、中味は渋い。

7『バンコクナイト』は、タイ・ラオスが舞台の日本映画。あるところでは評判にもなったのだが、正直、ぼくには退屈な一本だった。

8『kapiw(カピウ)とapappo(アパッボ)』(*)は、現代のアイヌの姉妹の音楽活動を追いかけたドキュメンタリー。現在の日本でのアイヌのアイディティテーとは何かが、シビアに映し出されている。

9『おとなの事情』は、イタリアで大ヒット。友人たち(夫婦連れ)の会食場面での、ちょっとしたお遊び-連れ合いのスマホを信頼し見るかどうか-から興る、夫婦間の秘密暴露へと展開して、かなりの苦々しさと、面白みが混じる秀作。

10『幸福は日々の中に』(*)鹿児島の知的障がい者施設でのアート活動を紹介したもので、面白かった。

11『娘よ』は、日本初公開のパキスタン映画。パキスタンの荒々しい大自然と、古い因習の残る部族社会での女性差別の現実を扱った実話。

12『スペシャリスト』~自覚的なき殺戮者~(*)は、イスラエルなど製作のナチスのアイヒルマン裁判を描いた傑作。この関連は、ここ数年造られたいる。

13『世界でいちばん美しい村』(*)は、ネパール大地震の後の寒村の様子を描いた日本製のドキュメンタリー。

14『世界にひとつの金メダル』は、フランス映画で馬術の障害競技で、オリンピックを目指した父と子の愛憎を描く実話。これはまあまあといところ。日本人には馬術競技はなじみがないという点もるあが、もう一押し足らない感じがした。

(続く)

|
|

« 奈良と京都での『地獄・極楽』展 | トップページ | 今年みなみ会館で見た28本(後編)15~28 »

映画(アジア・日本)」カテゴリの記事