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出世の大事

 「華光誌輪読法座」を終え、引き続いて『ご本典』学習会を行う。毎回、固定で一人か二人。今日は輪読法座からの参加者もあって三名。7月から始めて、まだ「教巻」を読んでいる。
 
 なぜ『大無量寿経』が出世の大事、つまり釋尊が『大経』-弥陀の本願を説くために-出世されたと言いきれるのかを明かすために、正依『無量寿経』の発起序を引用され、それを補完するための引文が続く。すなわち、阿難の問いを際立たせるために『如来会』を、仏の出世が稀なることを『平等覚経』で、さらに『述文讃』では、出世された仏さまのお徳について述べられたいる。そして、今のこの説法は、釈迦如来の口を借りた阿弥陀仏の説法であり、そのことを凡夫の代表して阿難尊者が出遇うことができたのが、真実でるとの証明となっているともいえる。そのことをいろいろな角度から味わっている。まあ、ぼちぼちでも読み進めたい。

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