素晴らしかった華光大会
九州支部の皆様がお世話くださった華光大会。とにかく有り難い集いで、終わってからも余韻が続いてる。ご講師の先生方、お世話の皆様、そして役員の皆様に御礼申し上げたい。
中日に、伊藤康善先生の五十回忌と悟朗先生の三回忌を併修した。それもあったが、先生方のご法話にも力が入っていた。両先生に関連する内容に触れてください、とはお願いしていたが、各先生のご法話から、伊藤先生のお示し、悟朗先生からの薫陶をお聞かせに預かった。結局、ぼくたちは、みな伊藤康善門下なのである。今や先生の直接を薫陶を受けられた同人は数名になっている。しかし、伊藤先生のご縁はなくても、それを悟朗先生を通じて常にお聞かせに預かっていたのである。教義の上でも、また宗風や態度の上でも、伊藤先生から悟朗先生へと変わらず流れ至った華光を精神が、いまも変わらず息づき、躍動していることを、聞かせてもらったのである。
それは華光で聴聞する、求道するこということは、けっして甘いものではない。しかしただ厳しいだけでもない。もし、おのれを開き、ひとりの凡夫として飛び込むものには、誰一人、分け隔てすることなく、同人・非同人、老若男女にかかわらず受け入れていく温かさがある。
そんなことを随所に体感させれる集いとなった。法話にしても、信仰座談会にしても、五十回忌法要法座にしても、そして総会にしても、そのそれぞれで味わうことがあった。逆におおすぎて、すぐには言葉にはできなかったけれども、要は、このひと達と一緒に、共に浄土への歩みをしていくのだという実感をもたせてもらった。いろいろな意味で気付かされて、前に進む強い力を頂いたのだ。ほんとうに力が漲っていきた。
現実は、課題や問題点も多いけれど、すごく力をもらった節目の華光大会となった。
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