漬け物はない、漬け野菜 iSOiSM
8時の閉館近くまで「国宝展」があるので、同じ七条通りにある「漬け野菜 iSOiSM 」を予約していおいた。
以前、Y先生ご夫妻に、三条にある系列店の焼き野菜のお店に連れて行ってもらったことがある。ここは漬け野菜、つまり発酵食品である。店内は、若い女性連れと、カップルばかりで、大賑わい。ぼくらのような年寄りはいないし、母のような人も誰もない。
野菜をさまざまなもので漬け、それに予想外の組み合わせで食べさせるというもの。たとえば、ワインで茗荷を漬けて、それに鶏肉を加えるとか、サツマイモを漬けてクリームチースを組み合わせとかである。一皿が500円前後とリーズナブルで、野菜中心、流行りの発酵食品と健康志向。若い女性に人気がでるのは当然だ。かなり気に入っていろいろと飲食したが、予想以上に安くあがった。
金曜日の夜ということもあって、賑やかすぎで、小さなテープルを囲んでいても、前とは声が届かないのは残念。
最後に、釜めしを食べたが、母が「ほんものの漬け物なんですか」と聞いて、びっくりした。若い店員は困って、責任のある方に交代。「よく似たものなら、かぶらの漬けたもので」と。でも、それはさっき食べたが、漬け物ではない。「漬け料理だけれども、ぬか漬などの漬け物はないですね」と尋ねたら、「そうです」との返事。京都は漬け物文化だ。ここで斬新さを狙っ企画なので、ホンモノの漬け物がなかったことが、なんか面白かった。
それでも美味しかったです。御馳走様でした。
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