盛り上がった東京支部交流会
あと2ケ所、国東の神仏巡りの旅行記は続くのだが、今週末は3連休で、東京支部法座と広島支部の福山法座が続けてあった。
まずは、東京支部法座である。いつもは法座が4席あるが、今回は企画があった。本部に合わせ、年度末(10月から新規)の総会がある。当初、夜座を総会にあてるということであったが、ぼくから、昼座のあとの夕方に総会、夜座は、懇親・交流会にしてはどうかと提案した。というのは、最近の東京は、新人も増えているが、宿泊の参加者は少なく、宿泊の懇親会に参加者が激変している。ぼくは、昭
和の男で古いのだが、呑みにケーョンがたいせつだと思っているのだ。今の仏青の皆さんにはこれはなかなか受けないのだが、人間、飲み食いをたり、一緒に寝泊まりしてもしてこそ、「裏もみて、表もみせて、散る紅葉」の味わいがあると考えている。その点、法座の優等生顔が増えて、ちょっと寂しい気分でいるのだ。また最近、法座から遠ざかっている方が、東京支部には多い。直接、聞いた訳ではないが、間接的に
は、批判めいたことをはなしておられる方もある。法の勧め方もあれば、ぼくに対するわだかまりやご批判もあるようだ。といてっも、すべて、間接的に聞いた話なので、直接、ぼくの耳には入ってはこない。せっかくなので、いいたいことがあれば、直接、ご批判なり、ご意見くださればいいというので、今回の交流会を提案したのだ。とはいっても、東京支部の主催。ぼくは直接関与していないので、参加者があるか、誰が来るのかは知らされな
かった。
ところが法座に参加した全員が、総会にも参加され、そしてすべて(同人以外の方も含めて)が交流会にも参加してくださったのである。日頃、くだけた場で話したことのない方も交じっておられる。なによりも全員参加ということだけでもテンションがあがる。会場近くの中華料理の二階に集ったが、始まるなりどのテーブルもわきあいあいとした雰囲気である。しかもここは、貸し切りで、安くてボリュームもあり、2時間呑み放題という願ったり、叶ったりのお店だった。年代ものの紹興酒が何本も開いた。随分、盛り上がったし、法座ではみられないような明るい姿もみることができた。いろいろな方ともお話したし、何より皆さんもとても喜んでおられた。
ご機嫌で、飲み助2名を2次会に誘った。すると、「なぜ、私達にも声をかけないの」と女性陣もゾロゾロとついてこれらた。気付くと宿泊者全員が集まっていた(支部長さんだけはお休み)。ぼくこのあたりで知っていた、ちょっとこじゃれたイタリアンのワインのお店に座っていた。ここでは、泡と赤を飲んで、門限ぎりぎりに帰った。さすがにぼくはダウンしたが、女性陣は部屋で遅くまで三次会もあったようだ。
ただし、いまちょっと疎遠組の皆さんは、今回も不参加。ここはかなり残念だった。できれば、顔を合わせた上で、言いたいことがあるのならその気持ちやお考えを聞きたいとは思っていたが、その点では、参加が叶わずに残念ではあった。それでも、いま参加の皆さんのお気持ちがひとつになったという意味では大収穫。もっとも支部の総会はいろいろと課題があったようで、まとまるには少し時間が必要かもしれない。
今回は、法座の内容ではなかったが、いい法座を作っていくには、お金や時間、人間関係も重要であるということだ。
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