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華光大会、総会に向けて

 いま、大きな仕事を3つ抱えている。

 すべて華光大会に向けての作業だが、内容は違う。

 まずひとつは、50回忌と3回忌の大会に向けて、小冊子作り。3編の法話が載るので、小冊子とういより法話集である。これはRさんに提案をいただき、9月下旬から準備をしている。伊藤先生のもの、悟朗先生のもの、そして小生のものの3編を選び、再編集したものだ。最初から意図していたわけではなかったが、3編に貫くのが華光に流れている「自信教人信」の精神ということになろう。これは自分でも不思議なくらいぴったりしたものが集まった。10月はじめに原稿を揃え、そのあと2校、3校とすすんで、本日、やっと校了となった。表紙は、赤に決めた。伝道精神に「燃えろ」である。大会に間に合うことで、一区切りホッとした。 合わせて、華光大会中日の五十回忌法要の企画も準備していかなくてはならないが、これはこれから。

 もう一つは、華光大会というより総会に向けての動きである。昨年の決算と予算を福岡のY先生と打ち合わせ。こちらはかなり厳しい情勢だ。運営委員の交代もある。それぞれに意志の確認などを進めて、だいたいは固まってきた。もう少し固まったところで、役員さんたちと相談をしていかねばならないが、課題は山積。

 3つめは、来年に迫った華光会館の修繕・改築の軒である。設計士のM先生との打ち合わせだが、20年を越えると、内装にも、外見にもさまざまな不具合が起こっている。いまの時点での見積りを提出いただいたが、会計と照らし合わせると、予想以上に負担額が大きい。これまで華光を支えてきてくださった熱心な同行が、高齢になっておられる現状を考えると、正直、かなりの難題だ。それでも、将来の考えると、このまま放置するのは先送りにするだけのことで、いろいろと知恵を絞り、よく相談していかねばならない。

 気軽に法座を開くだけなら、そんな気苦労もないのだろうが、建物を維持し、組織を護持していくには、いろいろとままならないことだらけである。まあ貧乏所帯は、創立の時からで、それなりになるようになってきた。それが当会には相応しいあり方なのだろう。強がりではありますが…。

 どうぞ、皆様、華光大会にご出席ください。五十回忌のあとには、総会もあります。こちらもぜひ!

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