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へとへと

 たいへんなことになっている。
 今年の4月いっぱいで、15年近くお世話になっていた歯医者が廃業された。もう80歳をすぎて、これ以上責任を持てないということである。

 名医だった。どんな歯も抜かれない。ぼくは、上の前歯に問題を抱えている。はたちの時、歯並びが悪くとすぐに腫れる前歯を抜いかれたあと、大金をかけてブリッジにしてもらった。ところか、この仕事があまりよくなかった。そこがトラブルになって、今の歯医者にいくことになった。決して抜かない。まったく痛くない。もうダメになったものを、何年も持たせてくれていた。行くたびに、「いい歯をこんなひどいことにして」と憤っておられたが、ここ5年間は毎回、「もう限界やな。他の歯医者なら2本、下手したら3本は抜かれるなー」といのうが口々だった。「親不知も、普通なら抜くけど、ぼくは持たせるよ」といってくださっていた。第一、お金がやすかった。いらないことは一切なかったのだ。

 数年前から「止める、止める」と脅されていたが、患者さんも職員も、半分冗談にして、本気で引き止められていたが、とうとう終わってしまった。

 半年間、歯医者探しをした。実際に通院されている方にいろいろと尋ねて、同じ京都の桂にある歯医者に通うことにした。まず連れ合いが通院してていた。

 あまりに違いにびっくりしている。ある意味、180度の転換である。

 レントゲンや撮影がとにかく何度もある。3Dでの撮影ある。これまでの55年間で、なるべくレントゲンを受けることも避けてきたが、今回、2回の治療で、これまで浴びたことないほどの放射能を浴びた(大げさですが)。

 案の定、前歯を3本、親不知も4本(結局虫歯のある3本)抜くことを勧められた。ただし、親不知は、大きな病院を紹介して先のことになった。

 レントゲンで、治療の様子をまざまざとみせられた。すると、これまでの治療は、あくまでも応急処置で、根本の解決になっておらず、将来、ますます悪くなるとのことである。確かに、表はきれいでも、十分に薬が入っていなかったり、問題があるのがよく分かった。要は、これまではいらないことはしていないが、すべて応急処置であったというのてある。

 とうとう前歯も抜いた。仮歯に、3~4ケ月後に治療すすめることになった。久しぶりの麻酔(抜歯は、はたちの時以来)、それにしても、一気に3本抜かれて、かなりヘトヘトになった。

 これから毎週のように何ケ月か通院して、古い治療痕も治し、いろいろと詳しい口内のケアもある。とにかくモニターやら画面やらをみせられる。説明もやたら丁寧で、いつも90分くらいはかかる。ああ、こうして儲けるのかということもよく分かった。これまでの何百円という額とは、ぜんぜん明細が違う。もとも問題はこれから、、。

 でもこれまでの潜在的な不安は解消されている。勧められた乗った船。方向転換でいいか悪いかは分からないのだが、乗っていこうとは思っている。

 しばらく滑舌悪いですが、ご容赦ください。
 

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