九州支部法座IN大分~大分づくし
九州支部の大分法座は、今回で3回目である。大分開催の時には何かと災害や事件が起こっている。
まず第1回目は2014年9月で、恩師の信楽先生のご逝去の訃報が届いた。そして、法座の初日には戦後最悪のといわれた御嶽山噴火があり、会場のテレビに釘付けになった。法座修了後、呉での葬儀に参列。しかし、法座自体は、とてもよかった。特に、大分の同人の皆様との交流も深まり、疎遠になりかけていたTさんが、ご本願に出会われて尊い法座となった。
第2回目は2016年の4月で、熊本大地震がおこる。前震の時はまだ開催予定だったが、前夜の本震の揺れはすさまじく、しかも震源域は大分への移動、九州の交通機関もストッブしてやむなく中止となった。それでもその年の10月には再開することができたのが有り難かった。この時には、広島、福井、高山と遠近各地からの参加者もあった。
そして今年が第3回目である。Tさんが支部長さんになられて、お世話くださる。これもまた不思議だ。これまでの狭間町の温泉施設「陣屋の村」から、大分市内に移った。初めて平穏に開催できたのに、肝心の九州支
部の参加者は少数だ。しかもこれまで大分ならばご縁をいただけるという方々は、不参加である。その点では、たいへん残念だった。それでも、新しい参加者が宮崎から一家で参加くださった。他にも広島からも参加がある。ただ初日の夜の交流(懇親)会の参加者が、あまりにも寂しいと聞いて、急遽、連れ合いを呑み要員で動員することになった。
人数は少なかったが、夜の交流会は晴々とするものだった。関サバなどの大分尽くしの御馳走で、お酒も弾んだ。最後はやせうまといデザート。
でも単に楽しかっただけではない。その昼座のご縁が尊かったのである。一宗の繁昌は人数ではない。ひとりでも信を獲るかどうかであるという蓮如さまのお諭し通りの尊い法座となった。その充実感で、気分も高揚していたいうわけ。その内容は次で、、。
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