大文字送り火
夜8時すぎに、母のところに行くと、テレビを観ていた。大文字送り火の中継である。すっかり忘れていた。昨年は大雨でうまく点火しなかったが、今年は天気はいい。屋上に上がるが、まだ何も見えない。正確にいうと、大文字の火が燃えている明かりと煙がビルの奥に見えている。五山(六つある)のうち、華光会館からは一番よく見えた如意が岳の「大文字」だったが、このビルが立ってから見えなくなった。
次ぎの点火まではまだ時間あるので、3階に戻って夕食を食べながらテレビで鑑賞。20分ぼどしてからまた屋上へ。隣のビルが立ってから船形が見えなくなり、いつの真にか鳥居型も左が欠けるようになり、今では、はっきり見えるのは「左大文字」だけになった。
翌日、自力整体に行くと、「昨晩は皆さん大文字をご覧になられましたか。私はテレビで鑑賞しました」と先生が言われた。、他にも「テレビの方がよく見えますね。鳥居型たけ赤色だと解説で聞きました」とか仰っていた。
まあその意味で、ぼくはテレビと実物との折衷派。ただ長らく外には観に行っていない。
二つだけしか見えなかったが、お盆の終わりだけでなく、夏の終わりも告げる風情ある宗教行事。
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