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アメリカ布教

Img_0301  週末の2日間の「真宗法座の集い」を終えて翌日からアメリカ布教に出かけた。

 2度目のアメリカ。約30年ぶりだ。今回は10日間だけの短いものだが、無事帰国した。

 サンフランシスコ郊外、シリコンバリーと称されて発展しているサンノゼ近郊の街でのK家の家庭法座である。Kご夫婦でお招きいただき、何から何までご負担いたき、またお世話もいただいた。法座の前には、観光にも連れてImg_1497いってくださった。

 1年半ほど前、京都でKご夫妻と食事中に、お話をいただいた。ぼくも、連れ合いも英語はダメで、参加者には日本語が苦手な人もあるので、その点での不安はあったが、お二人にかなりの思い入れがあったので、喜んでお引き受けした。

 慣れない準備は、さぞたいへんであっただろう。事前準備や呼びかけにも苦労されたようだ。法座が始まれば、3日間の間、参加の食事もいろいろと考えてくださっていた。

 言葉の壁があるので、何度もスカイプで打ち合わせをしたり、ぼく自身もいろいろと工夫して望みことにした。少し話してみなければ、皆さんの反応はわからない。教案もいろいろと持っていったが、その場で修正していくという意味では、少し出たところ勝負という感もあったが、それはそれで面白い。

 結果、ほんとうにいい法座となった。ぼく自身も大きな刺激をいただいた。

 それはぼくの力だけではない。参加の皆さんの姿勢にもよるところが大きいし、一番に、ぼくたちを招聘し、お世話くださったKご一家のご尽力のたまものである。改めて御礼申し上げたい。
 さらには、目には目えないが、何十年にもわたり訪米し、布教してきた父の力があったことだ。父の蒔いた法のタネが、次ぎの世代、また次ぎの世代へと受け継がれていたからである。そのことを実感させていただいただけでも、大きな成果だったのである。

 ボチボチと法座のことだけでなく、観光させていただいたことなど、旅を振りかえて触れていきたい。 

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