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ビアノの調律とレストラン

 子供会から60年以上もご縁の続く日高のWさんがピアノの調律にきてくださる。ぼくが生れる前からのご縁の方で、この方のお母様は、華光でも、1、2を争うほどの強く機を勧められる名物同人でもあった。

 華光会館にあるピアノを寄贈してくださり、そして自ら調律までしてくださる。華光会館で下宿されていた若いころのご恩を忘れることなく、交通費も含めてすべてご喜捨である。皆さん、ご存じないことだが、華光会はこんな同人の皆様に支えていただているのだ。いまは、すべて合理的に割り切った考え方の方多く、自分に見合うだけのお金を払えばそれでいいだろうということになる。ご法の恩恵は受けたいが、組織に入ることはイヤだという方も増えている。参加者が増えても、また同人

やお金が活発になったとしても、目には触れづらい場所で、善き仏法のあり方は滅んできているのかれしれない。

 

お誘い頂いて、事務所の方皆さんが、会館の近くのASAというレストラン(洋食店)で、ランチをこ馳走になる。彼が、会館に下宿されていた頃からあるお店だか、貧乏な若い時にはなかなか入れなかたっというのだ。息子さんがぼくの中学校の同級生だが、厨房の立つ人は違うような気がした。

 全員、一番、高いAランチ。ハンバーグとエビフライ、そしてビーフの黄金焼き(牛肉を卵でくるんだもの)が皿に乗っている。ものすごく久しぶりに食べる。昔ながらの洋食の味だ。なんとも郷愁誘う、懐かしい味がするのだ。

 Wさんといい、この味といい、昔にタイムスリップするようでなんとも懐かしい。ただ、今の聞法のお誘いになると、するりするりとうまくかわされてしまう。まあ、これもまたWさんのご縁であろうか。

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