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西本願寺花燈明

Img_0222  その伝燈奉告法要を記念行事として、「西本願寺花燈明」とネーミングして夜間の特別拝観が行われていた。去年のライトアップは、御影堂や阿弥陀堂をスクリーンにしたプロジェクション・ マップング。単純なライトアッブの飛雲閣は幻想的ではよかったが、ただ外見だけなので、「うーImg_0230_2ん」という感じ。かなり投資はしたらしいが、評判はどうだったか。

Img_0231 ところが、今回は国宝の唐門や国宝の書院の内部の夜間拝観である。それが、「とてもよかった!」という興奮気味の声を聞いた。地元の新聞に「いちげんさん、大歓Img_0237迎どす」という広告チImg_0242_2ラシまで入っている。

ということで、ぼくが行けるのは、今日しかないという日(第9期の最終日)を狙って、本山へ。すでに夕陽が沈んで、夕焼けが東寺を染めていた。龍谷大学の門からはいっていくが、時間ちょうどにいったが長蛇の列だ。もう前から整理券の配布が始まっていた。それでもだいたいの目安時間を教えてもらえるし、整理番号のグループ分けができていて、効率よく待つことができる(だいたい45分待った)。職員の皆さんの対応も親切だ。ライトアップされている龍谷Img_0250学の大宮学舎で時間を過ごした。こうしてみると、大学も美しい。

Img_0266 国宝の唐門を通って書院へ。対面所は得度のときにお斎をいただいた場所だ。白書院も、襖絵だけでなく、欄間の細工もすばらしい。天上絵ひとつとっても、さすがに国宝である。昼間見ても価値のある国宝Img_3226で、何度も訪れているが夜間は観たことがない。初めての試みだという。灯に照らされたそれは華麗で、かつ幻想的でもある。Img_0275大勢の参詣者がいただが、皆さん、感嘆の声をあげていた。

 国宝の飛雲閣もライトアップを外から見Img_0277学させてもらって、最後は、「生かされていきていることへの感謝」をもって参詣ください、というので、その境地にはほど遠いが、御影堂前でお念仏して終わられたもらった。

 次回は、5月24日(水)~31日(木)の夜7時~9時30分(9時10分最終)。後で聞いたところでは、後の方が空いているらしいので、9時前が狙い目か。無料ですが、熊本地震の募金をされているので、ぜひご協力を!
http://www.hongwanji.or.jp/dentou/info/001742.html

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