3月の高山支部法座~自策自励して~
電車で一人で行く予定だったが、急に、連れ合いも参加できることになって、車で高山へ。高山までは、だいたい3時間30分くらいだ(帰路は、複数の事故渋滞に巻き込まれて、6時間近くかかったが)。3月に入ってから雪の心配はなさそう。関が原から岐阜方面は、まったく雪はなかったが、さすがに飛騨国に入ると回り
は雪景色。特に、今年は積雪が多くて、たいへんだったようだ。こあたりは標高も高く雪が溶けずに残っている。ここまでくると、雪山も美しい。それでも、ピークはすぎているので、今回はノーマルタイヤでもまったく問題なかった。
新しい支部長さんが工夫をして、こんなプログラムを作製されていた。初めての方が和むようにと、かわいいイラストも入っている。毎回、利用できるように、バーツが磁石で留められるにもしてある。隙間の部分には、
「おのおの聞け、強健(ごうごん)有力(うりき)の時、自策自励(じしゃくじれい)して常住を求めよ」
という往生礼讃の御文。悟朗先生に何度もご法話を頂き、皆さんも馴染みが深い。たまたま今年の年賀状に、ぼくがこの御文を一筆したことで、そこを受けてくださったというのである。
小さなことかもしれない。それでも、初めの方へ少しでも柔らかく伝わればという配慮がよく伝わってくる。これもまた、新しい支部長さんの自策自励の姿として頂いた。どうか、人任せのご法座、先生まかせのご法話にしないで、どんな小さく見えることでも、おのおのが工夫し、参画くださることが、法座の活性化につながるのではないだろうか。
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