冬の北海道へ(3)~余市町の真宗寺院~
小樽まで来たら、ぜひ余市町まで足を伸ばしたかった。最近は、朝ドラ「マッサン」で注目されたニッカウィスキー蒸留所で有名になった。が、目的は他にある。
華光同人がこの町におられるのだ。しかも大派のお寺だ。会館にも御参りされたことがあるが、最近はちょっとご無沙汰である。こちらの方に足を伸ばすこともないので、この機会にぜひ寄りたかった。ただ小樽行きが決定したのは、
出発の2日前のことで、予定も不透明だったので、連絡が当日になった。北海道では、宗派にかかわらず、正月は「正月参り」の風習があって、とても忙しくされていた。一端は、断念したが、やはりここ
まできているのだからと、天狗山から余市町に向かうことにした。雪の中を、山間から海岸沿いを通って40分ほどで到着した。
お寺の回りも今年は豪雪だという。境内に、普通に除雪作業のブルドーザーがあるのに驚いたが、北海道のお寺では当たり前なのだろうか。お忙しい中、ご住職は歓迎してくださった。本堂もそうだが、立派な門徒会館てお迎えくださった。久しぶりにお会いした。華光とのご縁の経緯などを詳しくお聞きしたが、改めてご縁の不思議さを感じさせられた。しかもである。ご縁は信仰の上だけでないことがここで判明して、お互いに驚いた。
連れ合いの劇団である希望舞台の支援者のおひとりで、過去の余市公演の時には、お手伝いくださっていることが分かったのだ。連れ合いの劇団は、昨年六月にも余市町仏教会主催の後援を開いている。その時にはご長男がお手伝いされて、劇団の代表と意気投合されたといのだ。思わぬ形の再会にみんなびっくりである。
でも、おかげで悩みも増えた。聞法旅行では、小樽から余市へも足を伸ばしてお寺を表敬訪問したいものだと思えた。欲張っては難しいが、あれこれ膨らむ計画に頭を悩ませているのである。お昼に食べたパスタも美味しかったです。
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