四十九日法要~「超然獨不群」
今年も1月1日の「修正会」から、12月25日の仏青大会~成道会まで、さまざまな形式、さまざまな場所、さまざまな人と出会いながら、ご法座をもたせてもらった。25日で納めだったが、年末最後に「四十九日(満中陰)法要」を頼まれた。
小さな子供さんがいて勤行が難しいので、最初は、「子供の聖典」をみんなで勤めてから、お『正信偈』。泣け叫び元気な声に負けないように、お勤めした。ご法話は、大人さんだけが聞いてくださった。
四十九日法要のほんとうの意義について。最後は、お仏壇の上に故人の筆で短冊が飾ってあったお言葉で結んだ。
「超然獨不群」
書が得意だった故人が、悟朗先生のお手本で学ばれたものである。
「超然(ちょうねん)として、獨り群がらざれ」-故人にぴったりの善導さまのお言葉。
けっして孤立主義ではなく、しかし世間に媚びたり、体制や多数派に流されることなく、そんなものに動じることなく、自らの信念を貫き、孤高に、往生浄土の念仏に生きる。
そうありたいものだが、現実は難しいな_。
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