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日高支部法座

 今回も、夫婦で日高支部にお邪魔した。

 ここの法座に来るたびに、老苦、病苦、死苦から逃れることはできない厳しい現実を見せられる。刹那無常も、一期無常も身近に見せられる。支部法座すら難しいなってきている。今年は1座だけでもご縁を結んでくださった。少人数というだけでなく、信仰座談会もなかなか噛み合わない状態だが、ただ月忌参りもあるので、2日間をかけてお参りさせていただいた。

 月忌参りは、おひとりで対応くださるお家が多いが、家族中5名でお参りくださるところもあった。中学生のお子さんはイヤイヤの様子だが、短いがご法話まで聞いてもらえた。人生の実相を示した黒白二鼠のお譬えである。

 法座会所のS家に戻ると、さき程、脳梗塞で倒れながらも奇跡的に回復されているご主人を、娘さんたちお二人がリハビリ施設に送り戻ってこられた。子供大会からの仲間で、同世代の方々。一緒に勤行して、その後、親の介護話へ。母親の前でも、辛辣な言いたいことを言い合っている。ところが、そこに毒気がないのだ。だから、聞いてるほうも嫌な気分にならなずに、四方山話が楽しかった。

 次回は、50歳で往生された二人の間の姉妹の三周忌法要へのお参りの日程か決まった。淋しくはなるが、ご縁があるうちは、頑張りたいな。

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