丹波市の古刹(2)円通寺の紅葉
その中のひとつ円通寺は、先の高源寺と並んで、丹波紅葉三ケ寺の一つだ。
本堂に「施無畏殿」の扁額がかかる。観音菩薩の異名だそうだが、衆生の畏(おそ)れや悩みを無くそうという大慈悲を施すというお心である。本堂では、涅槃図が開帳中だったが、釈尊の八相図も描かれ
ていたが、すべてが中国風なのが面白かった。http://pleasantly.sakura.ne.jp/H27/H27osirase.html
南北朝から江戸期までは、二百余りの末寺を有する大寺院であったが、その風格はあちこちに残っていた。
本堂の裏手には、市の天然記念物に指定されている「いとざくら」と「たぶの木」の大木もある。四月には、桜は見事な花を咲かすのであろうが、いまの枝ぶりもなんともいえない雰囲気があった。
≪↑市指定の天然記念物「いとざくら」≫
≪↑市指定の天然記念物「たぶの木」≫
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