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顕彰?

 龍谷大学大学院生がお二人、Yさんと来館された。
 讃岐の興正派のお寺のご子息だが、伊藤康善先生の研究をしたいというのである。
 どうして伊藤先生に興味を持たれたのか。どなたに聞かれたのかをお尋ねしたら、大学で講師をされている興正派の先生のお名前が出てきた。その方なら、学生時代に会館に一時、出入りさていた方である。それに加えて、Yさんと同じゼミということも幸いして、今日の訪問となった。

 今年は、他に他大学の方が、博士論文にしたいと国嶋療法や伊藤先生のことを尋ねてこられた。残念ながら、国嶋療法や、薬師山の国嶋病院時代の伊藤康善先生の資料は、ここには残っていない。戦前のことで、まだ華光会(華光誌の前身ではあるが)誕生以前のことだからだ。また、伊藤先生を知る同人も、かなり高齢になっておられて、ほとんどが逝去されている。その点では、ぼくが分かる範囲は狭いが、多少は興正派関係のお寺さんも知らなくはない。

 伊藤先生の教義的な面なら、古い仏敵に収録されている「真宗安心一夕談」や「一願建立と五願開示」などのコピーはあった。加えて、伊藤先生の簡単な年表も、ぼくが作製しているものがあったので差し上げた。ご本人には、想像以上に収穫が大きかったようで、喜んでおられた。

 実際に形になるのかどうか分からないし、研究なので批判もあるだろう。されでも、小教団で、しかも異端児であった伊藤康善先生の顕彰になればと、協力させてもらった。

 ぜひ、頑張ってもらいたいものだ。

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