大分サッテー・ジャワ
Sさんが、大分市内のお勧めの鳥料理をお店に連れてくださる。大分といえば、関サバ・アジ、とり天やから揚げがB級グルメとして有名だ。目立つインドネシア料理店で降ろされたが、2階に鳥専門店があるので、そこに行きかけたら、インドネシアのお店に入るという。
「とりじゃないの」と思ったら、「やきりと・釜めし」インドネシア料理とある。ちょっとあやしい気分になったが、創業は昭和29年というから、60年以上もこのスタイルで続く老舗の名は「サッテー・ジャワ」。「サッテー」とはジャワ語で焼き鳥のこと。これにはちゃっとおいわれもあった。看板どおり、焼き鳥や釜めしもおいしかった。
皆さんとは、いつも法座では顔を合わせているが、ゆっくりと少人数で飲食をする機会は少なかったので、お互いの知らない面がお聞かせに預かれてとてもよかった。特に、Nさんのご主人のご法との出会いは、尊かった。さらに盛り上がって、明日は、大分のTさんが別府を案内してくださることになった。Tさんは、ぼくたちと同じホテルに泊まるとまでおっしゃってくださる。彼とは、ほんとうに不思議なご縁で、
本山の教師教習で同じ班になった。ぼくが班長、Tさんが副班長だったのだが、信楽先生や西光先生(福祉やカウンセリング関係で)をご存じで、その上、父のことも知っておられたこともあって、それ以降、ご縁を結ばせていただいている。
お寺に生まれながら、別に職業に付き、遠く離れた地で家庭をもち、ずっと逃げて逃げておられたのが、いよいよ一昨年の大分の法座で、弥陀の光明に摂取不捨される身となられたのである。詳しいことは、いま華光誌に「お寺に生まれて」という信仰体験談が連載中なので、ぜひご一読いただきたい。彼とは、ホテルでも、二人でお酒を酌み交わした。教師教習で出会ってから、30年近くが経過したが、こんな日が来るとは、まったく不思議である。
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