「わたしの7+7」
最後に御参りしたお宅は、ご夫婦揃って音楽好きだ。しかも僕と、共通でて知り合いのミュージシャンがいる。福島の子供たらの支援のために、毎夏、京都にフクシマの子供たちを招く活動もされている。その集いに、ベートルズこと、渡辺智江(ベ-)ちゃんにも歌ってもらっているというのだ。ぼくも、華光会館の日曜礼拝で、二度、彼女の歌声を聴いている。
「このCD聴かれましたか。いいですよ。」と出されたのは、ベーちゃんの14年ぶりの新譜である。「差し上げます」と言ってくださったが、少しでも売り上げに貢献したいので、購入することにした。新譜CDは、14年ぶりということで、「わたしの7+7」というタイトルになっている。彼女の人柄が滲み出るような、素朴な中にも、暖かい歌声である。
誰もが知る童謡も入っているが、半分以上は、彼女のオリジナルだ。、「オオヤコーヒー」という歌がある。ぼくが、彼女と知り合ったカフェで、いつもおいしいコーヒーを淹れてくれていた。コーヒー豆の焙煎家のことを歌っているのが、ちょっと嬉しかった。ラストは、ボーナトッラクで、彼女の大ヒット曲、「愛のうた」のブライベート・バージョン。14年前のことで、音程が大きく外れることがなんともご愛嬌で面白かった。
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