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恩師の薫陶

Img_5429 一昨年の9月にご往生された信楽峻麿先生のゼミ生の懇親会に出席する。先生の三周忌の集いだと思っていたら、「生誕九十年 その教えを再確認し、心に刻む会」と題されている。ゼミ生以外にもさまざまな先生の活動の中でご縁を結ばれた方々も集っておられたる。

 先生とは、教義的な立場で異なる点もある。しかし、立場が異なるからこそ、理解するためにはよく聞き、学ぶ必要がある。それだけに値する大きなものがあるのだ。

Img_5430 そして、そのおかげで僕自身、少しは先生のお言葉が身に沁みるようになってきた。「20代の時は、ほんとうは何も分かってなかったですね」と隣の方も話された。もっとも、いま、どれだけ分かったのかと問われれば、いまだに覚束ない限りではある。

 確かに、み教えの理解という意味では、まだまだ道は半ばだろう。それでも、恩師の人格を通し、また真実を明かすために貫き通された生きざまで伝えてくださったことが、わが身に沁みてくるようになったと、少しは味わえるようになった。これだけは、どんなにネットが発達し、またどれだけ著書で知識を得ようとも、同時代を生き、出会えたものだけが得られる特権である。

 

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