惑染凡夫信心発
今日は朝から、業者による窓の掃除と、3階の研修場のタイルカーペットの掃除があった。いくらまめに掃除をしていても、3階の外窓までは、ぼくたちでは手が届かない。
そして初めて、タイルカーペットのクリーニングもしてもらった。
終了し、仕上がりをみて驚いた。きれいになっているはずが、逆に、お茶やコーヒーの汚れが、すごく目立って浮かび上がっているのだ。グレーのカーペットがきれいなった分、取れないお茶などの汚れが表面に浮かび上がり、ますます目立っている。20年以上も使っているのだから仕方ないが、どうやら一端、染みついた汚れは、ブロでも落とせないということらしい。
あまりにひどいので、一部は、机などに隠れる端のものと交換してごまかしたが、どうしても動かせないところももある。
まるで仏法じゃないですか。
聞法を始めたら、信心を得たら、きれいになると誤解してたけれと、仏さまの白い心に出会ったならば、ますます闇が黒く浮かび上がってくる。染みついた惑いは、プロでもどうすることはできない。
しかし、その惑染凡夫なれども、他力ならばこそ、ご信心が発起する不思議がご法にはあるのだ。
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