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充実した3日間~広島カウンセリングWS

 週末の東京法座をおえて、広島に向った。
 3日間の広島カウンセリングワークショップである。主催は、真宗カウンセリング研究会だ。
 広島でのWSは、第1回の2泊3日のワークショッブから世話人をさせてもらっているが、今回が9年目(9回目)ということになる。3年前からメーン世話人であるが、特に今年は、このワークショップの提唱者であるM先生が欠席された初めての集いとなった。
 
 3日間をおえて、帰宅して開口一番、「いい集いだったわ~」と言っている自分がいた。

 冒頭では予期せぬハプニングもあった。しかし、決められたシナリオやプログラムにはない、その時、その場での、今の出会いがあった気がする。世話人も、僧侶だとか、門徒だかといった肩書を脱いで、各々の違いを超えて、他者の声に耳を傾け、また自分を開いてありのままの自分を伝え、そして出会っていった。華光の同人が極めて少数派であったこともよかった気がする。メンバーにもずいぶん助けられた。おかげで、これまでとは一味違った、充実した3日間を過ごすことができた。

 同時に、自らの未熟さもよくわかった。これも、先達のM先生がおられたらばこそである。その態度に出会い、先生抜きの集いであったればこそ、至らぬ自己を教えられる場面もあった。至らぬ自己、聞くことができないない自己に出会うからこそ、少しでもそこに近づきたいと願うのである。道半ばではあるが、一歩でも前に進んで行きたいと願う自分もいた。

 法話がなくても、先生の講義がなくても、また華光の同人が集わなくても、ご法を身にかけてお聞かせ預かる3日間でもあった。

 ラストに行ったサイコドラマでも、人生の実相に聞かせてもらい、その方と深いところで出会わせてもらえたのだ。

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