再会
今回の「あり田」での懇親会は、楽しみにしていたことがある。
もちろん、おいしい料理とお酒もそうだが、一番は、疎遠だった福岡の法友に再会することになったからだ。
話は昨晩の深夜に、急遽、決まった。彼とは、一時、会館のお隣の通称「別院(?)」に住んで、お手伝いをしてくれていた。しかし、当方が配慮を欠いてしまって、残念ながら、絶縁状態になっていたのである。それが、父の逝去などをきっかけにして、5月にお悔やみのお手紙を頂き、電話でやりとりするようになった。法務の関係で、週末は忙しいだろうが、せっかく福岡に行くのだから、前日の夜遅くにお誘いをしたら、とても喜んでくれた。
15年ぶりだという。当時はまだ学生だったのに、いまではすっかりお坊さんが板についている。成長した姿と共に、彼の人柄や雰囲気は変わらない。しかも、これまでのブランクがウソのように、一瞬で、以前の関係に戻ったことを、喜びあった。
しかも、それは単に人間関係だけの話ではない。法務をしながらも、なかなか共にご法を喜び、味わえる人達が回りにはおられないというのである。その意味でも、共に聞法してきた彼との仏縁が、また結ばれたことがとてもうれしいかった。
それにしても、刺身といい、お肉といい、しゃぶしゃぶもおいしかった! 殺生は、うまい。南無阿弥陀仏
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