北陸新潟支部法座~春爛漫~
久しぶりに北陸新潟支部法座へ。
高台にある会場はサクラが満開だ。犀川沿いのサクラも満開である。
金沢のサクラは、雪を頂いた山々(白山連峰)が借景となって、美しい。
かなり多めに教材を用意したが、参詣の方が多かった。久しぶりにお会いする方もあったが、温かくお迎えくたさったのがうれしかった。ここでも、歎異抄を教材にお話する。
第二章と、第十一章に焦点を絞って、三席でかなり丁寧にお話申し上げた。
親鸞さまの態度、同行の心情、さらには異義者の思いに心を馳せながら、それぞれの思いを聞いていただいた。
「誓願の不思議によりて、やすくたもち、となへやすき名号を案じいだしたまひて、この名字をとなへんものをむかへとらんと、御約束あることなれば…」
という第十一章の一文によって、本願と名号の関係を具体的に考え、そこを中心に、阿弥陀さまの大悲のお心を頂いた。
講習会ではないが、人数も多かったこともあって、日頃より法話が中心となった。座談も、質疑や味わいの分かち合いで、お互いが触れ合うということはなかったが、皆さんからのお声は尊かった。
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