4月の伝道研究会~称名論~
伝道研究会も、教義篇、安心篇と進んできた。
その安心篇も、名号論、信心論が終わって、称名論と、得益論を残すだけとなった。それぞれ、安心の本質、構造、そして展開、最後、価値である。
今回から、称名論にはいる。しかし、悟朗先生のテキストは、この称名論が最後で、しかも未完のままに終わっている。もうこの頃時から、体調が悪く、テキストが途中(1枚のみ)までしか作れなかったのだ。急遽、これまでの称名(念仏)の法話や講話のテキストを集めてきて、急ごしらえで、講義を行ったことを覚えている。次の得益論は、小生が交代することになったので、これが、講習会最後の講義ということになる。
またテキトスの内容も、称名論というより、名号論の緒が中心である。ところが、皆さんには、この違いが分からないと言われた。それで、いちから、「名号」とは何ですか? では「称名」とは何ですか、という基本のおさらいから始めることにした。今回、よく分かったことは、個々の詳細は分かっておられたても、それがバラバラでつながっておらず、大局の視点がかけているおられるということだ。もっとも、基本的なことでも、大きな欠落されるいることもわかった。善導さまの本願加減の文が出てくるので、それを第十八願文に対比して、何がかけて、何が増えているのかを確認するときに、まず第十八願文の文言から、ひとつひとつ説明して、確認しないとけない、ということも分かった。
別に一文不通であろうとも、お念仏のお心を聞かせていただければそれでいい。ただ、せっかく伝道研究会に参加されて、皆さんが、選んだテキストを使っているのだから、このままでいいのだろうかなという点では、大いに疑問が残る。みんなさん皆勤で参加されているのだから、それでいいのかもしれいなが、、。要は、ぼく自身のモチベーションをどこで保つかであるけど、、。次回は、
5月11日(水)夜7時30分~
称名論の2回目です。
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