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華光誌編集中

 講習会もおわり、一息尽きたいところだが、中断していた華光誌の編集作業に入る。9割方は終わっているが、「聖教のこころ」と「後記」、そして数行のウメの記事が残っている。聖教は、歎異抄11章を取り上げて、3回に分けて味わいすることにした。夕方に、すべての原稿が揃った。
 明日、明後日で、最終校正をして、余裕をもって印刷所に渡すことができそうだ。

 今号の誌上法話は、一年前の永代経の法座での法話。父の最後の分級座談会での、「空しい~」の「ご説法」を取り上げた。あの時、あの部屋にいた20名足らずの内、父を含めて、その3ケ月後、8、9月と立て続けに3名も往生された。空しい人生の中で、唯、愁嘆の声聞くばかりであったが、この度は、ほんとうに実のある南無阿弥陀仏の呼び声を聞かせていただくのである。

 体験記も新規で2名の方が始まる。一人は、寺院出身者(しかも長男)でありながら、寺院を飛び出しておられる。もう一人は、大学時代にある会から真宗に出会った方で、めぐりめぐって、いまは、僧籍をとられている。その意味では、仏法の取り組みもまったく違い、経過も違うお二人だが、最後は、同じ本願念仏に出会われるというのだから、不思議である。共にぼくにとって、浅からぬご因縁の方である。次号以降が、また楽しみである。
 特集は、カンボジアの感想集。仏跡とはまた違うが、それぞれがお味わいを寄せていただいた。現地に立たねば味わえない貴重な体験をさせていただいた。

 発送は、4月1日の予定だが、どうぞ、お楽しみに。

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