念仏者九条の会合同の集い~殺さない、殺させない~
一年前、華光同人の縁で、お東(真宗大谷派)の九条の会に出席した。
http://karimon.cocolog-nifty.com/blog/2015/02/post-ae9e.html
これまでお西(本願寺派)の念仏者九条の会には出席したことはあった。今日は、その東西の九条の会の全国大会があった。お東に、最近リニュアールされた「しんらん交流館」に、初めてお邪魔した。
開始の勤行(表白)や雰囲気などに、戸惑いながらも座っていた。資料には、明確に、自民党や公明党などの与党、もしくは野党ながら、それに組みする政党を名指して非難する文章があったり、衆議院議員「シイカズオ」氏や「ヤマモトタロウ」氏よりのメッセージも届いている。ヘェー、まさかシイさんが念仏者だとは知りませんでした。それをいうなら、お西の「アベ」さん(正確にはお父さんか)や、お東の「モリ」さんなんかは本願寺の門徒総代までされた念仏者(といより有力門徒なのでしょうが)じゃないのかと思いつつ、まあ、僕自身のこれでの信条や行動にけっして反しないし、むしろ近いところにあるのだけれど、何かこの雰囲気の中にいるのは落ち着かず、居心地の悪さを感じていた。社会との接点とは言え、世俗の政治色が強くなるほど、複雑な気分がするのだ。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2016-02-10/2016021004_02_1.html?_tptb=032
まあ、それはそれとして、
講演はそれなにり面白かった。
『世界がもし100人の村だったら』で有名な、ドイツ語翻訳家の池田香代子さんが、「これ、英語でなんて言う?」と題して、安保法制=戦争法の言葉のまやかし、ごまかしを、公式に掲載されている英訳で対比させたお話だった。彼女の話は、初めてお聞きしたが、思ったりよソフトでやさしい口調であったが、対称的に厳しい話題でもある。
そのあと、元自衛官、泥憲和さんとの対談。ちょうど、北朝鮮のいわゆる「ミサイル」(ロケット?)発射直後だったので、ロケットとミサイルの違いや、北朝鮮の技術力、実際の日本への影響、さらに現政府と自衛隊との関係など、新聞やTVが選別し、巧みに言い換え加える報道では、けっしてわからないよう興味深いお話を聞かせていただいた。
もっとも、今日いちばん驚いたのは、終了間近に、後ろを振り返ると、真後ろに連れ合いが座っていたことだ。今日、北海道から帰ってくるとは聞いていたが、まさかここにいるとは、ビックリ。第一、開始や再開時には、別の男性がそこに座っていたのだもの。いつのまにすり替わったのだらかな。
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