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今年最後の輪読法座

今年最後の輪読法座。

昨日、新年号華光誌を発送したが、今月の輪読は、10月号の続きだ。
最後ということもあってか、名古屋や日高など、初めて参加くださる方もあって、日頃の輪読に比べると参加者が多かった。

悟朗先生の正信偈講座で「法蔵菩薩因位時~重誓名聲聞十方」の八句の解説の後半である。
本文の解説は終わっていて、阿弥陀様の願いは、諸仏に超えて「善悪、智愚を超えたお救い」という補足の部分である。

ご本願は、善悪を超えた、悪人めがけたお救いだは、同時に、智愚(アホも、賢い)を超えた、愚者めがけたお救いだということになる。
でも、ここもまた難しいことろで、自分を悪人だと思っていない以上に、自分がアホだとは思っていないのである。
すべて、阿弥陀様のの慈悲や智慧をものさしにした話なのだ。阿弥陀様の前では、人間の相対的な善や知恵などは、比べることなどできないのである。でも、なかなかそこが腑に落ちず、人間的な、この世の中での善悪や智愚で聞法するから、なかなか光明無量(智慧が無量)、寿命無量(慈悲が無量)の南無阿弥陀仏のおこころが、届いてこないのである。そのおこころを、時に教義的に、最後は、身近な話題でお示しくださった。

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