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勧修寺から随心院へ(2)

Img_0670_2 勧修寺から、1キロ足らずで、小野の随心院へ。
地名が示すとおり、小野は、小野一族、中でも絶世の美女、小野小町のゆかりの寺だ。ここは、有名な小町と深草少将との悲哀の地でもある。勧修寺同様、平安時代に創建された真言宗の大本山で、梅Img_0679_2の名所でもある。

 ここはお寺にあがって、書院からお庭を眺める。今日は、夜間拝観もあるようだImg_0743が、ちょうどその間際で、ここも静かである。が、板の間に足が冷たすぎで、長居はちょっと厳しい。

Img_0726_2 夕暮れが迫っているが、紅葉の色もいまひとの感はある。それでも、ここもまた門跡寺院として優雅な佇まいはある。今年は、紅葉の見ごろが早いようで、もう1週間ほImg_0705ど前だったら、もっと美しかっただろ。

 随心院には、小町の晩年の姿とされる卒塔婆小町像があるが、なぜか、源信僧都Img_0668_2の作と伝えられている。

 近場にありながら、二つの門跡寺院は、ともに真言宗十八本山で、静けさの中に、Img_2731_2雅びで、上品な佇まいだったのが、印象的。

 何より、母が喜んでくれたのが、いちばんうれしかった。

 今日は、母の80回目の誕生日の祝いを兼ねていたので、夜は、Rちゃんも誘って、夜は外でお祝いした。
 毎年のことたが、母の誕生日は、華光大会に重なって、回りも忘れらがちになる。裏方に徹してきた母らしいといえば、いちばんそうである。今年も、慌ただしい華光大会の前日のことで、バタバタとその日過ぎてしまって、思い出したのは、大会が終わってから。恥ずかしながら、親のご恩なんて、上っ面だけのことだなー。
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