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お宿「四反田」~南春寺

Img_0118_2 会場は、高山市ではあるが、以前は丹生川村といわれたところで、乗鞍岳などにも続く道沿いにある。会場周辺は、静かな山間の村で、色とりどりの花で飾られていた。特にこの時期、あっちこっちでコスモスが見事に咲いていた。山も、うっすらと紅葉が始まっていImg_0269る。

 古びた民家を宿にしたお宿が、今回の会場。入り口には囲炉裏もあり、なかなか風Img_0265_2情がある。厩(牛)の跡も玄関にある。「昔は、牛や馬も家族だったんです」とは、地元Img_2170_2の同人のお話。いまの犬やネコのようなペットではなくて、立派な働き手としての家畜。

Img_0262 2日目の午後からは、同人宅に分かれての分級座談会。いつもは、F家か、名人H家の2ヶ所だけなのImg_0266だが、今回は、ほかに2軒の同人が、会場提供くださった。ぼくも初めて、支部長のH家Img_0294お邪魔した。まず、立派な仏壇に驚かされた。あまりにも立派だったので、予定にはなかったが勤行をさせてもらった。仏壇の前に座ると、すーっと吸い込まれるような雰囲気までした。奥様とは初めてお目Img_0115にかかれたのも、うれしかった。

 ほんとうは、もう少しゆっくりしたいところだが、最後の全体会のために、近くのお寺Img_0275に移動した。高山同人の中でも、国府町の同人の方の檀那寺。なんでも、今日は、Fさんのお父さんのご命日にあたるそうで、お寺の過去帳も、そこが開いていた。なんとも不思議気持ちがした。

Img_0316 けっして大きくはないが、なかなか上品な山寺だ。しかも、山門には、同人が施主となり、H名人が彫刻したら龍がお出迎えくださるのであるから、ここも立派なご旧跡中だ。

Img_0305_2 地元同人が「この本堂に人が溢れるのは、お寺が始まって以来ですわ」と喜んでくださっている。しかも人数だけではない。本堂いっぱいに、皆さんの称えるお念仏が、朗々と響き渡って、仏法讃嘆がなされた。

  これこそが浄土真宗。南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏
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   H家のお仏壇
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  名人の山門の龍

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