ゆったり焦る
シルバー・ウィークも終わった。
結局、この5日間は、法事に、法座にとフル回転だった。
同時に、5日間、久しぶりに晴天に恵まれ、少し暑さも戻った。でも見上げれば、もう秋の空が拡がっていた。
教行寺の昼休み。先生の計らいで、すぐ近くの洒落たカフェを予約くださった。ところが、肝心のK先生は、葬儀の打ち合わせが入り、広島からのNさんとY子さん、そして連れ合いの4名で、ランチをすることになった。
人気のお店で、休日ともなって、満席だ。でも、予約が入っていたので、席は確保されている。 前菜に、メーン、そして室生村の天然酵母のパンと、コーヒーとデザートがでてくる。男性陣は、メーンを1皿、女性陣は、メーンを2皿のコースを選んだ。
昼座まで、2時間近くあるので、ゆったりした気分だ。 が、ゆったり時間が流れて、いい気分だったのは、最初のうちだけ。なかなか料理が出て来ない。やっと前菜が運ばれてきた。料理もなかなかおいしいし、お店の雰囲気もいい。でも、ここからまた時間だけが過ぎて、みんな、おかわり自由なパンばかり食べていた。そのうちに、勤行の開始時間になったころ、やっとメーンがやって来た。が、男性陣はいいが、欲張った女性陣の二皿目はまだだ。たまらず、「ちょっと
だけ急いでもらいますか」とお願いするころには、K先生から電話。お勤めが終わったのだ。やばい。ちょっと時間をつないでもらうことにして、コーヒーとデザートを急いで出してもらって、大急ぎで、お寺に戻った。
たっぷり2時間30分は過ごした。ほんとうは、かなりゆっくりして、ゆったりした気分になれるはずなのに、最後の方は、気ばかりが焦って、ぜんぜん寛げなかったのは、残念だなー。
急いで、お寺に戻って、すぐにご法話。が、慌ただしいスタートになって、どこか乗れないまま始まってしまった。
ゆったりするのもいいけど、やっぱりほどほどだよね。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 恭賀新年(2025.01.01)
- 元旦(2024.01.01)
- 明けましておめでとう(2024.01.01)
- 億劫(おっくう)(2023.08.04)
- 報恩講始まる(2023.01.09)