あなごめし
法座は正午に終わって、早めの解散し、各自で自由散策へ。後片付けの広島のお世話役の皆様と、フェリーで宮島へ渡る。4年ぶりで、その時のことは、このブログにも触れている。
http://karimon.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/post-57b5.html
ちょうど昼時で、宮島でお昼ご飯を会場を探すことになった。せっかくなので名物を食べようということになり、広島の方が知る名店にご案内くださる。先日、京都の知り合いから、「宮島にいくなら、駅前のうえののあなごめしがおいしいです
よ」と、お勧めいただいた。が、地元の方に言わせると、これからいくお店の方が、上品でおいしいというのだ。長年、毎月、広島を訪れ、一時期は第二の故郷にもなっていたが、一度も、「あなごめ
し」を食したことがない。というより、正直、名物だとは知らなかった。
炎天下、厳島神社の裏手を抜けて、かなり歩く。なかなか風情があるお店。すでに行列が出来ているが、外で待つのがルールらしい。ぼくは、行列に並んでまで名物を食べることは、普段はない。しかし、暑い中、長距離をわざわざご案内くださった同人に敬意を払って、待つことにした。ところが、ご案内の広島の皆さんは、「長いものは苦手」とか「先日もK先生をご案内したので」などと遠慮されて、ここからは二手に分かれて行動することになった。
待つこと45分。メニューは「あなごめし2300円」の一手のみ。ランチにしては、いいお値段だ。でも、待つだけの理由はある。丁寧に作られてくるのだ。熱々のあなごめしが登場。予想した味と違って、とても淡白で、上品な味がした。鰻とはまた違った味わいである。
それから、宝物館や大願寺、厳島神社を回ったが、どうも暑くて、みんなへばり気味。「もみじ饅頭なら、あのお店が、昔ながら、あんこがいちばんおいしいです」と紹介くださる。教えてもらわないと、まず分からない。今は、生もみじとか、チョコーレトやカスタードなども人気だが、ぼくは、昔ながらのがいちばんおいしいと思う。初めて、作りたてのあつあつのもみじ饅頭を食した。甘いものを食べて少し元気になる。
あなごめしといい、もみじ饅頭といい、やはり地元の方に教えていただくのが、いちばん。
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