« 大阪支部支部法座~親のご恩~ | トップページ | あなごめし »

壮年の集いIN宮島

Img_8234広島での壮年の集い。

宮島が会場だ。京都組と車で広島へ。渋滞を予想し早めに出発したが、渋滞がひどくて、どうにか開始直前に到着。余裕がないまま、法話となる。

親鸞様の最期のお手紙をもとに、浄Img_8220土の教えが、「愚者となって往生する」そのお心をお取り次ぎした。宮沢賢治の「雨ニモマケズ、風モニマケズ」にある、「みんなに『デクノボウ』と呼ばれ、ほめられもせず、苦にもされず、そういうものに、わたしはなりたい」をとりあげた。たとえ、法座で「悪人です。愚者です」と自称していても、ひとから、「お前ほど悪い奴はない」「愚かなバカはない」と名指しされれば、腹を立てるだろう。しかし、賢治は、他人から、「デクノボウと呼ばれる、そんな人にImg_8240なりたい」と言われているのだ。他力によって、自分を愚者と教えていただくのは、浄土の教えであるけれど、自らそう名乗れるのは、法蔵菩薩ではないのだろうか。そんなことを味わった。

それにしても、今回の広島は、にぎやかな集まりになった。時間は短かったが、法話あり、交流会あり、宴会での一言あり、さらに終了後の観光ありと、盛り沢山の内容だ。 確かに、これまでの壮年の集いの目玉である、じっくりImg_8235分級座談を深めるには、会場の制限もあって難しい。それでも、短い時間の中でも、とても賑やかに盛り上がり、皆さん喜んでおられた。

法話以外にも、広島支部のルーツを尋ねる「達子の部屋」は、笑いに走るのか、真面目でいくのか、この中途半端度が、逆に面白い。そしてたった一つの事例だが、その深さに感動した。ある一族のもつご法の源流を探り、その拡がりをお尋ねする旅をご一緒させていただく。

翌日の法話は、予定を変更して、その拡がりの部分で、「親指のふし」にあるクライドさんと、智子さんの獲信について、さらにそのご両親の獲信の時のことにも触れていった。

まさしく、さまざまな小さな川が合流して、法の大河が滔々と流れ、海へと続いていく。もしその源流を遡っていくのなら、すべて法蔵菩薩の涙の一滴から始まり、そして最後もまた本願海へと濯がれていくのである。

|

« 大阪支部支部法座~親のご恩~ | トップページ | あなごめし »

法座と聞法」カテゴリの記事