尊い姿
今年の永代経法座。GW真只中ということで、講師の先生方のご都合が悪かったが、法中に若手女性陣も増え、ご法話も、30代の若手講師を中心に、頑張ってもらい、ぼくも2座のご法話をした。分級座談会も、同行が講師となったが、実践経験をつまれ、遺憾なく力を発揮してくださったと思う。
また当番の新潟・北陸支部の皆様も、片づけの最後まで献身的にお世話をくださった。ある若い世話人が、「改めて法座は、みんなで創り出していくのだと実感しました」と語ってくれたのが、うれしかった。お世話の皆様、ほんとうにご苦労さまでした。
おかげて、華光会館の道場に「南無阿弥陀仏」のお念仏がこだまする中で、ご満座の会座も幕を閉じることができた。
片づけをすませて3階に法衣を着替えに上がる。3階研修場の仏壇に御参りしていた父が、その後、西に傾きかけた太陽に向かい、窓越しに静かに合掌している姿が目に留まった。その姿は、諸仏方の「南無阿弥陀仏」の称讃の声に、眠っていたまことが覚醒したかのようで、尊かった。
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