« 5月の輪読法座 | トップページ | 『おみおくりの作法』と『悼む人』 »

ルーツ

 大阪市西成区の本派寺院に布教に出かけた。

Img_6628 大阪環状線の「芦原橋」駅に降り立つ。  

 アクセスは、阪神高速でも、地下鉄でも、環状線でいいのだが、最寄駅が「芦原橋」と聞いた時から、JRで行くことに決めた。

 実は、ぼくが生まれた時の本籍は父の実家のあった住所で、芦原橋のある「浪速区芦原」だったからだ。戦争で焼け野原となり、実家はImg_6627もちろん、親戚も、今は大阪市内にいない。だから、この地に降り立つは初めてだ。下町の都会の風景は、別段変わったものはない。が、ぼくにとっては、ルーツの土地なので、どこか感慨深いものがあった。

 折しも大阪都構想の住民投票日だ。日頃の選挙とは違い、当日も、賛成、反対両派の選挙活動をし、法要の最中にも、選挙カーが走っていた。休み時間に、お寺の方も投票に行くという。京都ではあまりわからないが、今回の投票は、大阪市民の関心は高い。激戦となったが、結局、僅差Img_6622で反対派が勝利して、大阪市や区は存続が決まったようだ。いまやなんの縁故もないが、実家の地名だけは残った。  

  布教の方は、おもわぬところからお声をかけていただいたが、ぼくの立場も理解して上でのお話なので、遠慮なく、自分のところ開いてお話をさせていただいた。初めて会う皆さんだが、一方的ではなく、ほんの少しでも分かち合いのお声を聴くことができたことは、収穫。

  おかげで、一ぺん上人で終わらないようで、よかったです。

|

« 5月の輪読法座 | トップページ | 『おみおくりの作法』と『悼む人』 »

法座と聞法」カテゴリの記事