5月の輪読法座
輪読法座は、継職法要の対談交流会の後半。
初参加の若いご夫婦も加わってくださり、少しいつもとは違った顔ぶれ。
M先生のご法話を聴かせていただいた。たいへん平易な表現であるが、深い味わいが随所にあること、皆さん、関心しておられたが、改めて、僕自身も聴かせていただいた。
やっぱり自分の問題になってきたのは、あっちもこっちもでなくて、集中して、僕の場合、上田豊香さんという人でしたが、本当に真剣に向かい合って行くと真剣に返ってくるんです。一つ一つの自分の問題。問題点であったり、存在であったり、本当の自分ということで教えてもらいましたが、そういう部分がどんどん、どんどん見えて来て、それを否定や肯定するのではなく、そのまんま言われてる言葉を聞いていく。
最初は、人間の言葉だと思ってたんですよね。
そうなんですね。人間の言葉なので、そんな考えがあるとか、そう思うとかがでる。人間の言葉をつかないがら、お聴かせに預かるのは「仏説」なのである。
何でもそうでしょうが、引き継いでいくのですから、やっぱり何を頂いたのかということでしょう。何を頂いてきたのか。またそれをどういうふうに返していくのか。伝えていったらいいだろうかなっていうことを、やり方ではなく、それを心の中心にして生きることが、すごく大事だと思いながら生きているんです。
方法や理解でなく、何をこころの中心にして生きていくのか。改めてその視点から味わってみると、お念仏が光輝いてくるのだ。
6月の輪読法座は、平日。17日の水曜日の1時30分。
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